粉系パステルのシンプルなたった4つの描写法

こちらの記事で触れたように、粉系パステル画制作は、たった4つの描法の組み合わせです。

一見どれほど複雑に見えても、シンプルであっても、濃くても薄くても、大胆でも繊細でも、4つの絡めかた・組み合わせ方次第なんですね。

それは、

1・塗る

2・消す

3・他の画材で描き入れる

4・紙を加工する

です。

 

ひとつひとつの描法だけでも楽しい^^

そんな組み合わせ例を金魚をモチーフに描いてみました。

 

今回使った道具

・・・ヌーベル12色セット・画用紙・コピー用紙(パレット、型紙にします)・コットンパフ・消しゴム・カッター・ハサミ・定着スプレー

 

下絵

今回はこんな感じで描いてみます。(わら半紙系のコピー用紙に描いてあります)

 この金魚はダウンロードして使って下さってかまいません^^

 

 

足す(塗る・重ねる)で金魚を描いてみる

 

 

手順1・ 金魚の位置を決める

 

手順2・周りに水を描き込む/目を入れる

 

手順3・水をもっと濃くしていく/金魚の陰影を少し強める

 

手順4・影を入れる/水が流れるように線を入れる

 

と、こうなります。

ひたすら「塗る」だけの描き方は、私たちの最も馴染みのある描き方ですね~。

図画工作や美術の時間は、こういう描写法画多かったのではないでしょうか。

 

 

次は、パステルならではの「消しゴムで消し描き」をしてみましょう。

 

2・消しゴムだけで描いてみる

 

 

手順1・下色を塗る(今回は、水の青・金魚の赤)

 

手順2・金魚の位置を決める

 

手順3・金魚の目をいれる/影を入れる

 

手順4・もっと水を濃く入れたいなぁ~(と思った)

 

手順5・水の流れを消し入れる

 

 

と、こうなります。

消しゴムで消すと、当然ながら「白」の表現になります。

例えば「羽」などはこの描き方がとても美しく仕上がるのですが、実態のある「もの(生き物)」だと、少し私には物足りません。。

やはり、質量を感じる描き方をしたいので、次は1と2のミックスで描いてみましょう。

 

 

塗るだけで描いても面白いし、

消すだけで描いても楽しいけれど、、、

 

組み合わせると、何倍も楽しい!



手順1・金魚の位置を決める

 描写1で、ヒレに描写2(消しゴム)を使ってみます

 

手順2・水を塗り入れる

この時、余裕のあるかたは、描写4の中のひとつ「ひっかき」を金魚のヒレに入れてみてもいいかもしれません^^



手順3・影を入れる



手順4・目や水草をいれる

 生き物を描く時のポイントの1つは、「目」です。目を入れると途端に空気が変わりますね^^

 

すると、こうなります。

 

目はペンで描き入れました。(手元にペンしかなかったので^_^;)

 

というわけで、これで描写法の1~4を全て入れたことになります。

それぞれの描写法の中にも、経験やスキルによって段階がありますが、まずは基本的な描き方を覚えてしまえば、あとはその組み合わせ次第。

 

パステルは一つ一つのステップを確実に覚えていけば、これからの自由制作にアイデア次第でいくらでもお役立ていただけることばかりです。

この感覚は、水彩画、油絵、水墨画など、他の描法にもお役立ていただけますので、気軽で簡単に描けるパステルをアートを楽しむ暮らしのファーストステップにしていただくことは、とても理にかなっているんですね^^

「描く」から、日々の暮らしへの興味を深めてみませんか?

毎日が愛おしくて愛おしくてたまらなくなりますよ☆