感謝と愛おしさと

 

眠る前に、毎晩
今日一日を思い返してみる。

あの人の、
どんな小さな思い遣りも忘れないように。

どれほどたくさんの
さり気ない優しさを受け取ったのかを見逃さないように。

色にも形にも、
言葉にさえもならなかったやさしさは、
見逃したらそれっきりになってしまうから。

淡い透きとおった宝物たちで
わたしの暮らしが包まれていることを

いつでも気づいていたいから。