-コラム-絵は祈り、そして絵はもうひとひとつのあなたの言葉

» 続きを読む

「描く」とともにある暮らし

私の中に在っただけの風景が、今はあなたの中にも在る、それが嬉しい

これまではダイニングテーブルで私が描いていると、
同じ部屋に家族みんなが集まってきてた。

いつしか時々横に来て覗き込んだり、
前の席に座ってたり。

最近は
「ちょっとみせて」と手に取ったり。

次第にその距離が近くなることに気付いていましたが、
「ちょっとみせて」が、嬉しいサプライズ^^

 

自分の中だけに在る光景を
目に見える形にしてみると、

それを観た人と共有した風景になる

そんなことが、素直に嬉しいなって感じます。

このへ来て下さるあなたへも、
ありがとうございます^^

あなたの中に在る風景を、誰と分かち合いたいですか?

 

2018年02月22日

真夜中の「おつかれさま」


スイートピーが花盛りの頃、
部屋の中にも洗面所にも、色んな場所に
ふんわりやさしいこの花を飾りました。

 

ここのところ、連続して、真夜中に
ワンコのおトイレやお水欲しいの声に起こされています。

寝不足気味でお付き合いしていると、
真っ暗な部屋に、ぼわわ~んと光の塊が。

「また起こされたの~?」
「おつかれさま~」
「よ~く眠るんだよ~」

エールを送ってくれてるような気がした、

スイートピーのやさしい声の記憶。

 

2018年02月15日

パステル画を描くことで生まれた変化 ピンクのある空間へ

北海道の友人が、お嬢さんと我が家を訪ねに来てくれました。

その時に、このシクラメンに驚かれて・・^^

 

駅のお花屋さんから買ってきた時は、小さな小さな鉢植えでした。

年々株が大きくなり、今年は過去一番の!この花盛りです。

命の強さや美しさは、どんなところでも立ち会えるものなのですね。^^

 

そんな大きなピンクがどどーんとある空間の我が家。

 

ところが私は子どもの頃から、ピンクがとっても苦手だったのでした。

 

理由は、「ピンクは可愛い女の子のもの」という思い込み。。

 

ところが、パステル画を描くようになってから、

どや~!とばかりのダークな色調で描いていた私も、

 

少しずつ可愛らしい色+少し暗めの色を足しながら・・

 

 

そんな風にさぐりさぐりしてた自分を忘れてしまう時間が経って、
気付くと今は、ピンクをメインに描いている自分がいました。

 

これは、自分にだけわかる、
自分の根っこの大きすぎる変化なんです^^

 

こんな変化がわかるのも、積み上げてきた「自分の足跡(言葉)」があるからですね。

ひとりひとりのその人の「言葉」(絵)は、
きっと誰もが、究極的には自分へ向かって語りかけている「言葉」。

その時は誰かへむけて語ったつもりでも、
実は、もしかしたら、
自分へ向かって最も雄弁に語りかけてきてくれているのかもしれませんね。

どんなことにも永遠に変わらないなんてことはなくて、
ちょっとした切っ掛けで変わる瞬間を
私たちはずっと追いかけているようなもの。

今さらですが、人生後半にピンクを楽しむ暮らし、謳歌いたします(⌒⌒)

ピンクが加わった空間は・・・ちょっとだけキウキするアラフィフなのでした。

 

 

 

あなたはピンクはお好きですか?

あなたのピンクは、あなたに何を語ってくれるのでしょうね^^

 

 

2018年02月13日

ドンマイ

 

 

『どんまい♪」

チョット前まで、娘が私にかけてくれてた言葉ですが、

最近は家族みんなの間で飛び交っています。

 

先々日は、娘から私へ、1どんまい (*≧m≦*)

今日はみんなの間で、3どんまい^^

 

2018年02月09日

朝の光がリセットするもの

 

 

私の住む部屋は、東からのお陽さまをさえぎるものがありません。

だから朝陽がまっすぐに、毎朝この部屋に入ってきてくれます。

サンキャッチャーの織りなす無数の虹が揺れる中、
今朝は金彩銀彩に集中していました。

すると・・

ほんのひととき、全ての音が遮断された感覚に。^^

外の車の音も、このビルに集まってくるお勤めの方たちのざわめきも、
いつも耳に届いてくる水槽の音までもが、

ぴたっと消えてしまったように。

ほんのひとときの静寂。

なんて心地良いのでしょう。。

こんな瞬間があるから、描くって愉しい。

自分と向かい合う時間を実感する瞬間です。

 

せわしなく流れる毎日。

焦ることなんてないのね。

 

自分のペースで歩いていれば、
それが、
最初から決められてた流れ。

2018年02月07日

新しいホームページにむけて



今日は節分。区切りの日ですね。

私は朝早くから京王線の終点へ、そしてそこから更に数駅先の静かな街へ行きました。

それまであれほど頭に入らなかったホームページソフトが、この日スルスル~っと理解できて、
1ヶ月以上あれこれと模索していた点と点が、突然繋がったような不思議な感覚でした。

絵でも同じような感覚になる瞬間があります。^^

ひとつひとつ引き出しにしまっておいたものが繫がって、突然の閃きが生まれることがあるんですよね。

私がみなさんにお伝えするのも、そんな未来の宝物になる種のひとつひとつでありたい、そう感じた新しい暦のスタートの日でした。

 

2018年02月04日

大きな流れの中の大切なあなた

 

 

気が遠くなるほどの時間の積み重ねの
その先の
みんなの笑い声をイメージはできるけど、
この目で見ることは、私たちが生きてる間にはないかもね。

 

それでも心の目で時空を超えて見続ける事はできるから

その力は誰もが等しく持ってるから

ヒトって強いし、その強さを幸せだと思う。

 

私たちは、未来のビジョンとその想いごと、
次の誰かに託せればいい。


大きな流れの中にいることを選んできた、
ほんとうはとても強い私たち。

 

2018年01月31日

私たちは宇宙のシナプス イメージした瞬間に、それは生まれる

 

 

先日、久しぶりに新宿へ。
その際に、学生時代の話がでました。

よく「意外だわ~(@@)」と驚かれるのですが、
私は、大学での専門は金属だったんです。

金属加工が好きというからには・・・はい、相当なオタク気質です^^

今のようにカラフルな絵を描く世界とはかけ離れて
毎日作業着 (つなぎ)を着てトンカチ(とは業界人は言わないけど)を片手に
地味~なアトリエ生活でした。

そういえば、そのつなぎも硫酸がかかって、所々穴が空いていました。

ココに穴はマズイだろ~、ココだけは・・!
という最後の砦(どこだ?)に穴が空かない限り着続けていたので、みんなしてボロボロ・・。

今思うとどういう集団に見えたんだろう・・・(怖)

 

そんな学生時代に
私には「こういうのを創りたい!」とイメージしてた世界がありました。

説明が難しいのですが、
金属で造る繊細なレリーフ・・それも薬品加工を工夫しながら絵画的に・・
というイメージをずっと持っていたんですね。

卒業制作もそれに近い雰囲気で造りたかったのですが、
私の技術の方が追いつかず^_^; 
イメージよりもかなりサイズアップして大雑把に・・汗っ

 

ところがですね、それがですね・・

先日の新宿で、出会ってしまいました!
あの時(24年前)にイメージしてた、そのままの世界観に。

サイズも加工もモチーフも、理想そのまま。

それは百貨店の美術ギャラリーで展示されていた個展の作品たちでした。

 

通りがかった瞬間に
「こっ・・・これはっ!(♡-♡)」と、身体中の細胞が喜びました^^

 

「こんな作品があったら、楽しいだろうなぁ、素敵だろうなぁ、美しいだろうなぁ、観てる人は幸せだろうなぁ~、、」

そうイメージした世界観は、ちゃーんと現実に現れるんですね~。

 

そして想像していたとおり、
観ている人達は細部まで覗き込んで、興味と会話が尽きません♡

 

その作風は私のお役目ではなかったけれど、
自分が「超絶いい♡!」と確信してた世界は、
しっかりと違う現実の世界で大勢に受け入れられてたんだ・・♡

 

それがどういうご縁か、あの日、
私の現実と交差したんだなぁ~と感慨深いです。

 

そんなこんなな感動の出会いのおかげで、
ここ数日ずーっとずっと幸せな気持ちが続いています^^

 

そんな気持ちのまま、今日は東京藝大の卒展へ。

私には現代アートや前衛アートはよく解りませんが^_^;
アカデミックな世界においては、
やはり藝大は他の美大の卒展よりも、密度が濃い気がします。。

 

綺麗に仕上げるなら私たちよりきっと、機械が得意です。

そっくりに描くなら、今や私たちよりカメラの方が上手です。

 

だけど、わざわざ手で描くのは・・

機械には生み出せない「あなた」というフィルターを通して観てる世界
それそのものを、私たちにも共有させて欲しいのですよね。

 

この人、どんな経験をしてきたのかな?

どんなことをどんな風に感じる人なのかな?

どう表現しようとして、どこに工夫を凝らしたのかな?

この人の感性のどの部分が自分の感覚とリンクしてるのかな?

 

そんなことを自分と語り合いながら、響き合いながら、作品を拝見するのが好きです。^^

 

 

それにしても!
胸の内にあるイメージを、形にできるって素晴らしいですね☆

 

細部まで詳細に出来れば出来るほど想いの強さを感じますし、

反対に、

観る人の感覚を信頼して任せてくれるギリギリを見極めた曖昧さには、優しさや大らかさを感じます。

 

それはどこか・・自分の過去に夢想した理想の自分・・

優しいお母さんだったり、
強い女性だったり、
懐深い生き方だったり・・・

そんな思い描いた世界が現実となって、
形をかえて姿を見せにきてくれたのかとさえ思います。

 

いつかどこかで投げかけた想いは、
時空を超えて応えてくれるものなんですね。

 

みんな一粒ずつの宇宙のシナプス。

どの情報を次に伝えるかを自由に選択できる一個のシナプス。

みんなが繫がって巡り巡って、奏でたいね。調和^^

 

 

彼らの中の何名かの、受験生だった頃のひたむきなデッサンを見たことがあるんです。
だからなおさら、気持ちが入ってしまって・・応援したい年代の子たちでした。
(写真撮影・ネット掲載OKだそうです)

 

2018年01月30日

やさしい一輪の続き

 

 

息子の差し直したガーベラ一輪。

食卓に移動して、お日さまの光を浴びまくっています。

「生き返った感じ」ってこんな生き生きした色のことなのかな?

 

そう感じるのは、黄色だからでしょうか(⌒⌒)

 

今日は、ここまで。

明日も少しだけ、手を加えよう。

 

 

2018年01月28日

そのやさしさが嬉しいから、幸せの記録

 

 

一週間以上経ったガーベラが、くた~~っと頭を下げました。

あら? 他のお花に換えなくちゃ。。
と思っていたら、息子が茎を短く切ってコップにIN。

 

不思議と「しゃん」としてるように見えます^^

 

愉しませてもらった命をあっさり交換しようとした私と、
短くしてコップに差し替えてテーブルに置いた息子。

 

「ん?」・・気付いた時、彼の行動に軽い衝撃。

 

記憶の1ページに留めておきたいから、忘れないように、心にスケッチ。

 

 

自分の手で描き残した記録には、
いまの自分の全てを
歌や香りと同じように
体感した世界丸ごと蘇らせる力がありますね。

 

ゆっくり丁寧に描いてあげたいから、数日かけて取りかかるとしましょう☆

 

覚えておきたい日常のヒトコマ・・あなたも描いてみませんか?

自分だけの幸せな記録♡

 

2018年01月27日