窓から見える色合いを
部屋の中にも添えてみようか。
心も身体もぜんぶ、冬支度。
やがて巡る春にむけて。
絵はもうひとつの言葉・杉本みのりがつづる 心の原風景
窓から見える色合いを
部屋の中にも添えてみようか。
心も身体もぜんぶ、冬支度。
やがて巡る春にむけて。
五時になると響き渡る音にあわせて
お母さんとも、
おばあちゃんとも、歌うキミ。
いつか、キミの子どもへも、
そして孫へも・・
思いは馳せるね。
夕餉の時間になると思いだす
なつかしい郷での食事風景。
母があたりまえのようにしていた
父への気配り方は
私の中で一番に
大切にしてきた幸せの秘訣だから
そろそろ娘に伝授しようかしらね
時間をかけて優しく丁寧に
彼女の中で熟成されるように。。
ふりかえってみたら
愛おしくてたまらない時間が
両手に持ちきれないほど
あったんだよ。